「冬の星座」 の 歌詞 の意味は?わかりやすいように解説♪

「冬の星座」という歌の曲、メロディーはよくよく知っていても歌詞の意味を知っていますか?
普段使わない言葉が沢山出てくるので、意味は知らないで歌っていることもあると思います。
「冬の星座」

実は、今や音楽の教科書でお馴染みの文部省唱歌の「冬の星座」は1947年(昭和22年)に『中等音楽 1』に掲載された歌曲です。

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元々の曲は、19世紀に活躍したアメリカのケンタッキー州ルイヴィルの出身の作曲家、ウィリアム・へイスによる1871年に発表された歌曲『Mollie Darling(Molly Darling)』という曲で、「約束してくれ、ぼく以外の者は愛さないと」と呼びかける愛の歌なんですよ。

ウィリアム・へイスは「故郷の廃家 My Dear Old Sunny Home」や讃美歌512番「わがたましいの したいまつる」の作者としてもよく知られていますね。

では、「冬の星座」 の1番の 歌詞の意味を見てみましょう。

木枯らしとだえて
さゆる空より
地上に降りしく
奇(くす)しき光よ
ものみないこえる
しじまの中に
きらめき揺れつつ
星座はめぐる

歌詞の訳は、

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木枯らしがちょっとやんで
寒さの厳しい星が冴える冬の夜空に
光が地上一面に絶え間なく降り注ぐ
不思議な光よ

すべてのものが息を休め
物音一つしない静寂のなかで
きらきらと光り輝きながら
星座は巡っている

―参考「冬の星座」1番 | 臥竜塾 – 株式会社カグヤhttp://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2005/12/post_101.html―

という感じです。本当に美しい歌詞ですね。

一言一言意味を知っておきたい場合には、単語ごとではこうなります。

途絶えて  : ちょっとやんで
さゆる    : 冴える、すんで晴れわたる。寒さが厳しくなる。
降りしく   : さかんに降りそそぐ
奇しき    : 霊妙な、不思議な
ものみな    : すべてのもの
いこえる     : やすむ
しじま       : 静かで物音のしないこと。静寂。
きらめき揺れつつ: きらきらしながらゆれ動く
めぐる      : まわる
ほのぼの   : ほんのりと
明かりて    : 明るくなって
無窮       : 天地が広くてかぎりないこと
北斗の針   : 北斗七星のしめす方向

是非、冬の美しい星空の様子を思い浮かべながら歌ってみてくださいね。

わたしも練習して、子供に歌い聞かせたくなりました。

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コメント

  1. のぼる より:

    朝6時半のラジオ体操の首の運動でかかるメロディ
    ーが懐かしく覚えていた片言の歌詞をもう一度確認できました、ありがとう!

  2. ホトトギス より:

    心に染み入る歌詞ですね。都会に暮らす者には、しじまも奇しき光も、雑多な人工の音や光に遮られがちです。しかし、数多の星座から降り注がれる光を想像すると、人の一生と言うものが、本当に淡い夢のようにも思われてきます。無窮を指さす北斗七星の辺りに、いつか私の魂も赴くような気がしてきます。地球上は、生命体で溢れんばかりで、日々、世界のニュースが飛び交っている。遥かな悠久の宇宙に視点を置いて、来し方行く末をしばし立ち止まり眺めるきっかけを得て、とても清々しい気分にさせてもらいました。