門松やしめ縄かざりなどのお正月飾りやお札、お守りを神社や自治体で炊き上げてもらいます。
でも、どうしてもほかの用事があったり、
寒い季節なので風邪をひいて体調を崩してしまったり、
はたまた日にちをすっかり忘れてしまったり、と
どんど焼きに行けないことってありますよね。
そんな時、ゴミ箱に捨てるのは気が引けるし、どうやって処分したらいいんだろう?
そんなどんど焼きに出せなかったお正月飾りなどの処分の仕方をご紹介します。
☆ どんど焼きに出し忘れた時の正月飾りの処分の仕方
年神様をお迎えするために使った正月飾り、きちんと処分しましょう。
・正月飾りの処分を神社でする場合
どんど焼きを逃してしまっても、古札入れがある神社でしたら古札入れに正月飾りも入れることができます。
古札入れに入れると、神社でお祓いをしてくださった後に炊き上げてくださいます。
古札入れに正月飾りなどを入れる際の注意点は、ビニール袋では入れないこと。
お守りなどと同じように、正月飾りも半紙で包みましょう。
・正月飾りの処分を自宅でする場合
自宅で焼ける場合:
自宅に庭があって、自宅の敷地内で焼ける場合には自宅で炊き上げましょう。
その場合、炊き上げを行う土を日本酒と塩できちんと清めてから火を焚きましょう。
日本酒と塩でのお清めの仕方は、
「祓い給え 清め給え、守り給え、幸い給え」
と言いながら器に盛った塩を前方にまき、
次に器に入れた日本酒に南天の枝を浸し、こちらも
「祓い給え 清め給え、守り給え、幸い給え」
と言いながら器に盛った塩を前方にまきます。
ごみに出す場合:
神様のためのお飾りである正月飾りをゴミに出すのは気が引けるけど、
他に方法がない・・・そんな時にはお清めをしてゴミに出しましょう。
ゴミに出す場合は正月飾りの処分に塩で清めます。
塩での清め方は、
半紙や新聞紙と言った大きめの紙の上に正月飾りを置きます。
そして、向って左、右、そして中央に塩をかけます。
塩をかける時には、年神様への感謝の言葉を忘れないように。
塩をかけて清めたら、そのまま置いた紙で包んで下さい。
そして、ほかの家庭ごみを入れた袋には入れないで、別の袋に入れてゴミに出しましょう。
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いかがでしたか?
どんど焼き以外でもお正月飾りはきちんと処分できます。
でも、自宅でもお正月飾りを処分できるから、いつでも処分できるからと言って
だらだら日にちを伸ばすのは良くありません。
早めにお正月飾りや古いお札はしかるべき方法で処分してくださいね。