きれいな海岸を散歩して、ふと気づくサンゴの欠片。
沖縄旅行をしていてよくあるシチュエーションです。
ついつい手に取って「これはお土産にいいかも!」
小さくてかさばらないので何の問題もなさそうです。
でも、ちょっと待ってください。
その拾ったサンゴは本当に持ち帰って大丈夫なのか紹介します。
沖縄からサンゴを持ち帰り飛行機の手荷物にできる?
実は飛行機に乗る際の手荷物にサンゴを含むことはもちろん、
拾って持ち帰ること自体が禁止されています。
ちなみに海岸の砂や貝殻も持ち帰ることはできません。
日本の海岸はすべて国有のものとなっています。
落ちている物もすべて国の物なので持ち帰ることはできないのです。
沖縄旅行の記念でも何にするにも、
サンゴの欠片を持ち帰ることは禁止されていますので注意してください。
小さいサンゴならかさばらず飛行機の手荷物にすることは容易です。
しかし見つかったら当然没収されますし、悪質なものと判断されれば、
刑事罰の対象になることもありますので手荷物にするのはNGとなります。
沖縄のきれいな海岸とサンゴの姿は持ち帰るのではなく、
よい思い出として心にしっかり刻んで持ち帰ってください。
沖縄ではサンゴをとるのもダメ?
海岸で拾えるサンゴは死んでいるので、
とりあえず落ちている物を拾って眺めるくらいは自由ですが、
生きたサンゴを取るなんてことは言語道断です!
サンゴは海の生態を整える大事な存在で法律により保護されています。
サンゴ礁などは絶好なダイビングスポットでとてもキレイです。
しかし手を出してはいけません、サンゴは保護するべき大事な生き物、
サンゴは見て楽しむものとして大事に扱ってください。
サンゴは絶対に手に入れられないものではありません。
養殖されたサンゴや一部許可された業者の物は持ち出せます。
サンゴは昔からアクセサリーとして重宝されているので、
お土産にしたいのならば直接取ったり拾ったりしないで、
店で売っている物を買ってください。
サンゴはとったり拾ったりするものではなく、買うものと割り切るものです。
きれいな物がたくさんそろっていますので、
生きたサンゴは眺めて楽しみ、売っているサンゴは選んで楽しんでください。
まとめ
海岸で拾うくらいなら問題にならないと思いがちですが、
ちゃんと保護されているものなのでちゃんとルールを守ってください。
せっかく沖縄旅行を楽しんだのにサンゴの欠片一つで注意され、
なんだかモヤモヤして旅行を終えたら寂しいです。
サンゴは貴重な資源で守るべきものなので、
個人の自由で扱うべきものではありません。
沖縄でのサンゴの扱い方の参考になればうれしいです。