ピリッとした辛味がある大根おろしですが、
大根の部位とおろし方によって辛味がかわります。
人の好みは十人十色で大根の辛味もこだわりたいものです。
大根おろしが辛かったときに辛味を取る方法と、
辛くならない大根のおろしかたを紹介します。
大根おろしがからいときの辛味をとる方法3選!
辛くなってしまった大根おろしの辛味を取る方法はいくつかあります。
まず1つ目の方法は、すりおろしてから時間をおくことです。
大根の辛味はおろしてすぐがピークなので、
しばらく放置することによって辛味が落ちてきます。
ぼーっと待つのもつらいので、料理の一番先に大根をおろして、
辛味が抜けたころに料理が終わる様にするのが理想です。
辛味が苦手な場合は上手な段取りで大根をおろしてください。
2つ目の方法は、レンジでチンする方法です。
大根の辛味成分は熱に弱いのでチンするだけで辛味がとれます。
レンジでチンは手間も時間もかからないのでおすすめしたい方法です。
大根が温まるくらいレンジでチンして冷ませばOKで、
早く冷ましたい時には氷をいれてかき混ぜてください。
3つ目はレンジでチンよりもさらに手軽な方法ですが、
大根おろしそのものを味わうのとはちょっと変わってしまいます。
お酢やレモン汁を大根おろしに加えてください。
お酢などに含まれる成分が大根おろしの酵素の働きをおさえてくれ、
辛味をおさえることができるのです。
その他に味の素を加えても辛味をおさえることができます。
ちょっと振りかければ十分ですので試してみてください。
大根おろしのおろし方にもコツがある?からくなくおろす方法
辛くならない大根おろしを作るには、大根をていねいにおろす必要があります。
ガリガリと直線的に早くおろしてしまうと辛味がでますので、
ゆっくりと円を描くようにやさしくすりおろすとよいです。
また大根の部位によって辛味がかわることも覚えておいてください。
葉っぱに近いところほど辛味が少ないので、
部位にもこだわって大根おろしを作るとよいです。
大根おろしの辛味の理由は大根をおろした際に出来上がる、
イソチオシアネートという成分の働きによるもので、
大根の部位とおろし方で量が変わります。
しかしイソチオシアネートという成分は、
大根そのままでは存在していません。
大根の細胞が壊れる際に起こる化学反応で生成されるのです。
やさしく扱うと辛味もやさしくなりますよ。
まとめ
大根のおろし方にこだわって辛味を上手にコントロールし、
好みの辛さを見つけて美味しく食べてください。
辛味が苦手な方にも大根おろしを楽しんで頂く参考になればうれしいです。