人それぞれ好みは違います。
甘いものが好きな人、逆に辛い物が好きな人、
そして大根おろしの好みも色々です。
大根おろしはおろす場所とすり方で辛味が変化します。
たかが大根おろしと思うなかれ、結構出来栄えが変わるのです。
辛い大根おろしの作り方と辛さの調節法を紹介します。
辛い大根おろしの作り方☆部位は?
まずは大根の辛い部位を紹介します。
大根は下の方が強い辛みがあるので、辛い大根おろしを作るならば、
下の方を使って大根おろしを作ってください。
また、内側より外側の方が辛いので上の太い所を使うならば、
外側を上手におろして辛い大根おろしを作ることができます。
大根の辛味で重要なのはちゃんと辛い部位を知ることです。
紹介した部位を使って大根おろしを作れば手軽に辛い大根おろしが出来上がります。
辛味を追求するには部位にこだわるだけではなく、
大根の収穫時期も辛味に影響するので調べてみてください。
寒い季節に育った大根は糖分が高くなり甘くなるので、
暖かい時期に収穫されたものを選ぶとよいです。
辛味大根という品種もあります、あまりにも辛くて薬味にしか使えないものもあり、
激辛好きにはおすすめします。
辛い大根おろしの作り方☆すり方で辛さを変えられる?
すり方を変えることによって大根おろしの辛さも変わります。
辛い大根おろしを作るには大根の辛味成分を十分に引き出し、
上手に辛味を出すすり方を知ることが必要です。
大根おろしの辛味は大根のままの状態では発生しません。
辛味が出るのは大根の細胞をおろすことにより破壊し、
大根の細胞内にある酵素の反応を促進させることにより発生するのです。
ざっくり言えば大根にできるだけダメージを与えるすり方が、
大根おろしの辛味をだす一番手っ取り早い方法となります。
おろし金に対して直線的に早くおろせばOKです。
もう一つ辛い大根おろしを作る注意点があります。
大根おろしは出来立てが一番辛い訳ではないのです。
大体すり終えて5~10分程度置いた時に大根おろしの辛さのピークがきます。
できあがると共に辛味が増えていきますので、
食べる時間を考えて大根をおろしてください。
しかも辛さのピークを迎えた後は辛味と風味が落ちていきますので、
辛味だけのためじゃなく、風味を楽しもうと思ったら
タイミングが大事なんですよね。
まとめ
辛い大根おろしを作る方法を紹介しました。
慣れれば結構簡単に辛い大根おろしを作ることができるのです。
加えて大根おろしの辛味成分は体によいものなので、
辛い物が苦手な方も程よく辛味がでる大根おろしにチャレンジしてみてください。
大根おろしを美味しく食べて健康も得る、大根おろしにはそんな魅力もあります。
自分の好みにあった辛味がある、大根おろしを作る参考になればうれしいです。