49日法要の香典返しである満中陰志の挨拶状。
どのように封筒に入れるかなど、
さまざまなマナーがあります。
失礼が無いように細かい気遣いを大切にしてください。
満中陰志の挨拶状を送る際の封筒への入れ方、
糊付けをするものなのか?
知っておきたい満中陰志のマナーを紹介いたします。
満中陰志の挨拶状の封筒への入れ方は?
まず満中陰志の挨拶状は封筒へ入れることになります。
はがきやカードを入れることが一般的になってきていますが、
金額によってスタイルを変えることが大事です。
高額な香典だった場合にはカードなどで送ることは失礼にあたります。
きちんと奉書紙を使って送りたいものです。
満中陰志の封筒の選び方ですが、カードなどを使う際は白封筒を、
奉書紙を使う際にはちゃんとバランスを考えて奉書封筒をつかってください。
その際の満中陰志の封筒の選び方にも注意が必要です。
不幸が重ならない様にという意味を込めて、
封筒は二重のものを避けてください。
カード等を使った挨拶状を入れる際に注意するのは、
封筒の表側に合わせて入れる様にすることです。
奉書紙を使い奉書封筒に入れる場合はちょっと難点があります。
文末の方から巻いていき、
巻き終わりが巻き始めの部分を合わせなくてはいけません。
さらに封筒の大きさに合わせなくてはいけないので、
慣れないと難しいです。
折り目がつくとやり直しができないですから、
新聞やチラシなどを使って練習することをおすすめします。
最近は6等分して入れる、
地方のしきたりで七つ折りや七つ折り半にして入れるケースもありますので、
お寺や葬祭場で教えてくれますので聞いておいてください。
満中陰志の挨拶状の封筒は糊付けはする?
さまざま封筒があり、その中には糊が最初からついている便利な物もありますが、
最近は糊を使わないことが多いです。
特に満中陰志の品と一緒に挨拶状を渡す場合には、
持ち歩くときに中の挨拶状を落とす心配はないので、
封をする必要はあまりありません。
満中陰志は封をしてもしなくても失礼なことはありませんので、
お相手が開けやすいのであえて糊付けしないようにするのもアリです。
満中陰志の挨拶状だけを相手に渡すものではないし、
用意する数もそれなりのものになります。
最近は満中陰志をまとめて業者さんに頼むことも多いですので、
業者さんに任せてしまってOKです。
まとめ
満中陰志は無事に忌明けを迎えたことを参列者に報告するもので、
感謝の気持ちを先方にちゃんと伝える大事なことです。
また満中陰志という言葉は一周忌以降には使いませんから気をつけてください。
様々なマナーがありますから迷うことも多々あります。
満中陰志について困った際に参考になりましたらうれしいです。