アスタキサンチンがフラミンゴに着色する?食べ物が原因?ザリガニも?

フラミンゴの色は?
と、聞かれたならばほとんどの方がピンクと答えます。

でも、生まれたばかりのフラミンゴはピンクではありません、
成長と共にピンクに染まっているのです。

その原因には食べ物が深くかかわっています。

フラミンゴがなぜピンクなのか、原因はなんなのか、
探っていきます。

あわせて、ザリガニの色についても紹介します。

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アスタキサンチンがフラミンゴに着色する?それって食べ物が原因?

フラミンゴがピンク色に染まっていくのは食べ物が原因です。

フラミンゴがよく食べるエサには、
アスタキサンチンという物質が多く含まれています。

アスタキサンチンとはカルテノイドと言われる天然色素のひとつで、
甲殻類や魚介類に多く含まれています。

フラミンゴがピンク色なのは、そのアスタキサンチンが原因です。


面白いことに、食べ物がピンク色では無くても、
フラミンゴに食べられることによって、ピンク色に変化します。

アスタキサンチンそのものは、たんぱく質と結合していて、
このままだとピンク色に発色しないのです。

フラミンゴが食べることによって、
アスタキサンチンのたんぱく質との結合が変換され、
独特のピンク色に染まります。


以上のように、食べ物にアスタキサンチンが含まれていないと、
フラミンゴ独特のきれいなピンク色になりません。

動物園では、普通の食べ物だと白くなってしまうので、
エサにオキアミを混ぜてアスタキサンチンを摂取させています。

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フラミンゴのきれいなピンク色を維持するには、
食べ物にアスタキサンチンが含まれていることが必要です。

ザリガニも食べ物が原因で着色する?

食べ物の影響で、ある程度ザリガニの色は決まります。

赤いのはフラミンゴと一緒で、アスタキサンチンが関係しているのです。

ザリガニ本来の色は乳白色です、そして体液が青いので、
色素を含まないエサで育てれば青くなります。


しかし、ザリガニにとっては良い状態ではないので、
飼育には注意が必要です。

ちゃんと飼育したいのであれば、
食べ物を制限するのはおすすめできません。

最初から青色のザリガニが存在しますので、そちらを飼育してください。


無理にザリガニを青くするのはちょっと可哀そうです、
人間のワガママです、生き物は大切に飼ってください。

食べ物によって色が変化するさまは、興味深いですが、
小さな命ですが、ちゃんと大事に育ててください。


ザリガニの色は、単純に染め上がったものではありません、
食べ物の影響は高いですが、それだけがすべてではないです。

まとめ

フラミンゴがピンク色なのと、ザリガニが赤色なのは、
基本的な仕組みはいっしょです。

自然が生み出した素晴らしい色です。

なので、飼育したフラミンゴは白くなってしまうし、
ザリガニも食事によっては赤色が薄くなっていきます。

のびのびと育った本来の姿が一番美しいのです。

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