春は引っ越しのシーズン、新しい生活の始まりです。
引っ越し荷物を運び終わり、ひと段落つき、まったりとしていたとき、
蛇口をひねってみたら・・・
水が出ない!
これは大変です、水道はライフラインでも、一番大事なものです。
トイレを使えないなど、かなり大変なことになります。
そんなトラブルに慌てないで、対応できるように、
必要な知識を、ちゃんと身に着けておきましょう。
マンションの水道の元栓ってどこにある?
水道が出ないというときは、たいてい元栓が閉まっています。
では、元栓はどこにあるの?
マンションなどの、世帯数が多い建物の場合、
パイプシャフトという場所に、メーターといっしょにあります。
隣の部屋と共同になっていることもありますので、
どちらが自分の部屋か、間違えないようにします。
お隣に迷惑をかけちゃいますからね。
あまり、いじらない所ですから、
よくわからないという方がほとんどだと思われます。
いざというときのために、いちど自分の部屋の元栓が、
どのようになっているのか、確認するのもよいです。
どのような状態なのか、はあくしておいて損はありません。
マンションの水道の元栓が固い場合の開け方と閉め方
キチンとやるべきことは済ませ、いざ元栓を開く・・・
あれ?
固くて開かない!
そんなときはどうしましょうか?
元栓にはバルブタイプとハンドルタイプの2種類あります。
まずは、バルブタイプの場合です。
メーターボックスのなかに、ハンドルがあります、
それが配管と水平なら「開」垂直なら「閉」です。
バルブが動かなくなっていたら、モンキーレンチで挟んで、
開けるときは、反時計回りに、閉めるときは、時計回りに、
それぞれ回しましょう。
それでも動かない場合はハンマーも使いましょう。
バルブにタオルなどまいて、少しずつ叩いてください、
叩く方向は、当然モンキーレンチを使う方法といっしょです。
少しずつ動くようになったら、モンキーレンチだけで回してみてください。
ハンドル式の場合は、
マイナスドライバーとハンマーを使って作業します。
ドライバーをハンドル部分にあわせ、バルブタイプの場合と同様に、
開けるときは、反時計回りに、閉めるときは、時計回りに、
ドライバーをコツコツとハンマーで軽いてください。
いちど動き始めれば、あとは手でも回せる様になります。
まとめ
元栓をいじるのは、引っ越しや水回りの工事のときぐらいです。
でも、なにが起こるかわかりません。
自分で対応しなければならないときが、あるかも知れません。
思いがけない水道のトラブルの対処法として、
元栓を開ける、閉める方法を、
キチンと把握しておいて損はありません。
その時に、ここを思い出していただければ幸いです。