マンション住まいだと、上の階の足音がうるさいと、
とっても気になってしまいますよね。
深夜遅くの激しい足音なのでしたら、
苦情を入れた方が良いでしょう。
苦情はもちろん手紙でも構いませんが、
書き方によっては大きなトラブルに発展するかもしれないので、
十分に注意した方がいいですね。
今回は、足音による騒音の苦情を手紙で入れる場合、
どんな書き方をするといいのか、手紙はどこに出すべきかを解説します。
マンションの足音騒音の苦情を訴える手紙の文例
あまりにもひどい足音の騒音だと、
手紙で苦情を訴える場合、つい感情的な文章になりがち。
でも、それを読んだ相手が、差出人を特定して、
報復してこないとも限りません。
そこで、手紙で騒音の苦情を訴えるのでしたら、
以下のような文章で書くと良いですよ。
『お忙しいところ、突然のお手紙申し訳ございません。
実は○○様(騒音を出している家の名前)にお願いしたいことがあって、
今回お手紙をさせていただきました。
ここ最近、○○様のお宅から聞こえる足音が少々気になっています。部屋の中を走りまわるような音です。
昼間は特に問題ありませんが、
23時以降だと私どもの睡眠時間と重なってしまうため、
眠れなくなってしまうことがあります。○○様にも事情があることは存じておりますが、
可能でしたら、23時以降は足音などにご配慮いただければ幸いです。
大変恐縮ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。』
このような手紙を書くと良いでしょう。
もし騒音を出している家の人の名前が分からない時は、
『〇号にお住まいの方』と宛名を書くと良いですよ。
ポイントとしては、具体的にいつ、どんな状況で、
どんな音が気になってしまっているのかを書くこと。
でも、感情的にならずに、
お願いするようにへりくだって書くと良いですよ。
騒音で迷惑を被っているのに、
下手(したて)にでた手紙を出さなきゃいけないのって、
なんだかシャクですよね。
でも、トラブルを避けるためにも、
しっかりと大人の対応をしましょう。
ちなみに、出来れば差出人名は書かずに、
匿名で出した方が良いですよ。
また、手書きよりもパソコンなどで書いた方が、
どんな人が書いたか分からなくなるのでおすすめです。
マンションの足音騒音の苦情を訴える手紙はどこに出すのが効果的?
騒音の苦情を訴える手紙は、管理会社よりも、
直接相手の家の郵便受けに入れておくと良いでしょう。
管理会社に手紙で苦情を入れると、
対応が遅くなってしまうかも知れませんし、
こちらの気持ちがきちんと相手に伝えられないかも知れません。
ただし、相手の家に直接出す場合は、
必ず匿名にしておくこと。
苦情を入れたことで、逆恨みして嫌がらせを受ける、
ということもあり得ますので、差出人は分からないようにしましょう。
匿名でも苦情の手紙を出すのって、
ちょっと緊張しますよね。
最近は物騒な事件が多いし、
逆恨みされないとも限らないし…。
でも、丁寧な文で手紙を出せば、
きっと上手く解決できますよ!
まとめ
上階の住人の足音騒音に悩まされている場合は、
いつどんな状況での騒音が気になるのか、
具体的にどうしてほしいのか、
ということをハッキリと書いた手紙を出しましょう。
感情的にならずに、あくまで低姿勢でお願いするように書くと良いですよ。
ただし、差出人を特定させるのは避けたいので、
匿名で出しましょう。
手紙は相手のポストに入れておけばOKなので、
騒音にお悩みでしたら、ぜひ試してみてください。