飼い犬に経口補水液を飲ませたい場合、
人間用のものを薄めても大丈夫なんでしょうか?
暑い時期になると、犬も熱中症に注意しなければいけません。
特に老犬は、水を飲む量も少ないし、
体力も減っているので心配ですね。
そこで、犬に人間の経口補水液を飲ませても問題ないか、
また犬用経口補水液の作り方を紹介します。
大切なワンちゃんのために、しっかり覚えておきましょう。
犬用の経口補水液は人間用を薄めてもいい?
飼い犬が熱中症を起こしてしまったら、
スポーツドリンクや経口補水液を飲ませてもOKですよ。
ただし、そのままだとワンちゃんにとっては糖分がかなり多いので、
必ず2~3倍の水で薄めるようにしましょう。
そうすればワンちゃんに与えても問題なしです。
経口補水液やスポーツドリンクって、
やっぱりペットの水分補給にも有効なんですね。
猫ちゃんが暑さでぐったりしてしまった時も、
同じように水で薄めた経口補水液を与えると良いですよ。
ただし、普段から経口補水液を与えるのではなく、
脱水症状を起こした時だけ。
冷蔵庫で冷え過ぎた経口補水液を与えると、
お腹を壊してしまうこともあるので、
与える前には常温に戻しておきましょう。
また、1度にたくさん飲ませないで、
少しずつ与えること。
目安としては、スプーン1杯ずつの薄めた経口補水液を飲ませて、
様子をみましょう。
特に吐いたりしなければ、30分おきに与えて続けてください。
小型犬なのでしたら、スプーンは小さじにするといいですよ。
犬が腎不全だったら?
経口補水液やスポーツドリンクって、塩分も含まれているから、
例え薄めたとしてもワンちゃんにとっては、
内臓に大きく負担になってしまう場合もあるんですよね。
もし腎不全や糖尿病、心臓病などの疾患があるのでしたら、
まず経口補水液を与える前に、
かかりつけの獣医さんに相談してみましょう。
犬用の経口補水液の手作りレシピ
家に経口補水液やスポーツドリンクがなくても、
手作りすることもできるんですよ!
では、ワンちゃん用の経口補水液の作り方を解説します。
まず必要なものは、一度沸騰させて冷やしておいた水1リットル、
砂糖(できればブドウ糖)大さじ4杯と2/1、
そして、塩を小さじ2/1です。
水はミネラルウォーターを使うなら、
必ず軟水を選んでくださいね。
ブドウ糖は薬局やスーパーの熱中症対策コーナーに置いてあることが多いですよ。
材料を全て混ぜ合わせれば完成。
とっても簡単ですね。
レモンやグレープフルーツなど柑橘類の果汁をプラスすると、
カリウムも含んだ経口補水液になります。
冷蔵庫に入れれば、だいたい3日は保存が可能。
でも、愛犬が一大事の時、
経口補水液をいちいち作っている暇はないですよね。
そのため、ペットショップなどで売っている、
ワンちゃん専用の経口補水液やスポーツドリンクをなるべく、
普段から買い溜めしておくと良いですよ。
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特に老犬は水を飲む量も少ないことが多いので、
熱中症には要注意です。
まとめ
飼い犬に経口補水液を飲ませる時は、
必ず2~3倍に水で薄めて常温に戻し、
スプーンで1杯ずつ様子を見ながら与えること。
もし何か病気にかかっているのでしたら、
経口補水液を与える前に獣医さんに相談してみてください。
でもおすすめとしては、脱水症状になってしまった時のために、
ペットショップでワンちゃん専用の経口補水液を買っておくと良いですよ!