女性の体は赤ちゃんを産むと体温調節できなくなってしまい、
悪寒がしたり、反対にものすごく火照ってしまうこともあります。
こんな時、体温調節機能を戻すには、
一体どうすれば良いんでしょうか?
今回は、産後に体温調節できなくなった時の対策を紹介します。
産後は体温調節ができない?
出産直後って、ホルモンバランスの影響があるため、
急に寒気がしたり体が火照って汗が止まらない、
ということがあるんですよ。
まるで更年期障害みたいになってしまうし、
しかもこれ、実はあまり世に知られていないんです。
そのため、赤ちゃんを産んでから、急に悪寒がしたり、
体が火照ってしょうがないことが起きるもんだから、
心配になってしまうママさんも多いんだとか。
産後の発熱や寒気はいつまで続く?
確かに、産後の急な体調の変化って、
やっぱりちょっと怖いし、不安になってしまいますよね…。
でも、ホルモンバランスの影響による悪寒や火照りなら、
産後1~2ヶ月くらいすれば正常に戻るので、
そこまで心配しなくても大丈夫ですよ。
ただし、体が火照って汗がたくさん出た時はしっかり水分を摂り、
悪寒がする時は体を更に冷やさないように注意しておきましょう。
産後の知っておきたい対策法
産後はどうしても体温調節できなくなってしまうんですが、
これは誰にでもあり得ることで、特に病気や異常ではありません。
でも、火照りや悪寒の対策としては、
栄養と睡眠をしっかりとるなどをして、
体を労わっていくようにしましょう。
赤ちゃんを産んだ後は特に、体力が消耗している状態です。
最低でも1日6時間以上は睡眠をとって、
食事も栄養バランスのいいものを食べましょう。
特に豆腐や納豆、豆乳など、
女性ホルモンのバランスを整える大豆製品を取るのがおすすめ。
体を冷やす飲食物は避けて、
なるべく温かいものを摂ると更に良くなります。
あとは適度な運動ですね。
といっても、子育てに忙しいので、
ジムに通ったりするのは難しいでしょう。
そこで、抱っこ紐で赤ちゃんを連れてお散歩するのがベスト。
ほんの少し歩くだけでも、いい気分転換になりますよ。
ただし散歩は、赤ちゃんも自分も、体調が良い時にしましょう。
でも最も大切なのは無理をしないこと。
どうしても子育てって、
ママ1人で頑張ってしまう人が多いですが、
産後の女性の体は弱っています。
無理をするとあっという間に体調を崩してしまいますよ。
そうならないためにも、旦那さんをはじめ、
家族、身内に協力してもらい、
住んでいる自治体の子育て支援センターなどにも、
遠慮せず頼るようにしていくと良いでしょう。
まとめ
産後の女性の体は、ホルモンバランスが乱れる影響で、
体温調節できなくなってしまいます。
火照りや寒気などがしてきますが、
だいたい1ヶ月くらいで治まってきますよ。
でもその間は、栄養と睡眠をしっかりとって、
適度に運動もして、無理をしないように生活していってくださいね。