暑くなってくると起こりやすい、
皮膚トラブルの一つに、あせもがあります。
しかし、あせもと思っていても違う場合があるのです!
それが汗かぶれなのです、
ここではあせもと汗かぶれの違いや、対策を紹介します。
汗かぶれとあせもの違いって?
汗かぶれは、自分の汗が原因となっています。
肌のふやけやこすれ、乾燥などで、
肌のバリア機能が弱ったところに、自分の汗が刺激となり、
皮膚が炎症を起こすのです。
あせもの場合は、皮膚の汗腺が詰まることが原因です。
汗腺に詰まった汗が、皮膚の内部にしみ出して、
炎症を起こすのです。
この様に、同じ炎症であっても発症する原因はまったく違います。
症状の出方にも違いがあります。
汗かぶれの場合は、比較的広範囲に症状が現れます。
肌のバリア機能が弱っている所に症状が現れるので、
全体的に赤みが現われて、広い範囲でかゆみが出ます。
あせもの場合は、
ぷつぷつと赤い点々ができるのが特徴です。
また、汗かぶれは年齢に関係なく発症しますが、
あせもの場合は汗腺が未発達な幼児に起こりやすいです。
汗かぶれの症状
汗かぶれの代表的な症状としてかゆみがあります。
かゆみが出ることによって、ついつい掻いてしまいがちですが、
掻くことにより、さらにまた皮膚を傷つけて、
症状を拡大することになります。
肌バリアが低下することが汗かぶれの根本的な原因ですので、
肌を傷つけることは厳禁です。
がまんできなければ、とりあえず薬に頼るのもよいです、
とにかくかゆみが酷い場合は積極的に使用しましょう。
とにかく、症状が現われたら肌のケアが大事です。
汗かぶれの顔や首など部位別対策
発症しやすい場所は、首まわりです。
こすれない様にゆったりとした服装を心掛けましょう。
汗をかいたらこまめにふき取ることも大事です、
しかし、ふき取る際にはゴシゴシとこすらないことです。
肌を傷つけないで清潔に保つことを心がけてください。
顔に症状が現れた場合は、保湿や日焼け止めを心掛けてください、
紫外線は肌を傷つけます。
保湿は大事です、
化粧水はたっぷり使いしっかりクリームでコートしてください。
日頃のケアで汗かぶれのリスクを減らすことができます。
髪の毛が直接肌に触れないように束ねたり、
汗をかきにくい服、通気性のよい物を選んだり、
ちょっとした心配りが、汗かぶれが起きにくくします。
肌を清潔に保ち、保湿をしっかりと行い、
ちゃんとした対応が出来れば、
最小限の症状で抑えることができます。
まとめ
夏になると汗をたくさんかきます。
それだけでは無く、汗にも危険があるのです、
快適に夏を過ごすために、注意してください。
汗をそのままにしているのは、
臭いの原因にもなり、マナー違反でもあります。
清潔に清々しく、
夏を無事過ごす参考にしていただければ幸いです。