りんごにはクエン酸とリンゴ酸、
どちらが多く含まれているんでしょうか?
また、リンゴ酸って時々耳にするけれど、
一体どんな味で、摂取するとどんな効果が得られるのか気になりますね。
そこで今回は、りんごのクエン酸とリンゴ酸の配合率を解説。
合わせて、リンゴ酸の味や効果もご紹介します!
りんごのクエン酸とリンゴ酸の配合率♪どっちが多い?
りんごに含まれている酸の80%はリンゴ酸で、
その他はクエン酸などで構成されています。
つまり、リンゴ酸の方がとても多く含まれているんですね。
もちろんクエン酸も他の食材に比べると含有量は多め。
ただし、りんごの品種によって、
クエン酸の配合率が変わってくるんです。
例えば、紅玉と呼ばれる品種のりんごは、
なんとクエン酸が全く含まれていないんだとか!
にも関わらず、紅玉ってそのまま食べるとかなり酸っぱくて、
製菓用にしか使われないんですよね。
となると、かなりリンゴ酸の味が強いんですね。
りんごをはじめ、梅干しやレモンにも含まれているクエン酸ですが、
主な効果は疲労回復なんですよ。
しかも、嬉しいことにクエン酸って、
糖分と一緒に摂ると、その疲労回復効果が更にアップするんです!
つまり、クエン酸も糖分も含まれているりんごは、
まさに疲れを癒すフルーツだったんですね。
また、クエン酸にはこれ以外にも、
動脈硬化や高血圧や心筋梗塞の予防効果も期待できるし、
血液もサラサラにしてくれるんですよ!
まさかりんごって、こんなも健康食品だとは思いませんでした。
いつでもスーパーで比較的に安く購入できるフルーツなので、
ぜひ定期的に摂っていきたいですね。
リンゴ酸の味と効果
リンゴ酸ってあっさりした爽やかな酸味が特徴なんですよ。
一方、クエン酸は渋味のある酸味が特徴。
りんごって、食べるとあっさりと酸っぱい感じがするから、
やっぱりリンゴ酸の味が強いんですね。
そんなリンゴ酸ですが、クエン酸の働きを助けるため、
同じく疲労回復の効果があります。
また、リンゴ酸って香りのある酸味成分であり、
消臭や殺菌効果をもっており、口臭にも役立つんですよ!
口臭が気になる人は定期的にりんごを食べると良いですね。
ちなみに、リンゴ酸はりんご以外にも、
梨や木苺、カリン、びわ茶、りんご酢などにも含まれています。
疲れや口臭が気になり始めたら、
ぜひりんごを食べて回復しましょう!
まとめ
りんごに含まれる酸味成分の約80%はリンゴ酸です。
りんごって名前の通り、リンゴ酸の方が多く含まれていたんですね。
リンゴ酸もクエン酸も、疲労回復の効果があるので、
疲れた時に食べるのがおすすめ。
しかもリンゴ酸は、口臭予防の効果もあるので、
胃腸が疲れて息が臭っているのでしたら、
積極的に摂っていきましょう!