梅ジュースを作ってみたらなんとカビを発生させてしまった!
こんな時って、救済措置はあるんでしょうか…?
せっかく作ったのに、捨てるのはもったいないですよね。
でもやっぱり梅ジュースを作る際は、
カビを発生させないことも大事。
そこで今回は、梅ジュースにカビが生えてしまった時の対処法と、
カビを発生させない予防法を紹介します!
梅ジュースにカビが出た理由と救済処置はある?
甘くてスッキリとした梅ジュースって、
とっても美味しいですよね。
ソーダ割にしたり、梅ゼリーを作ったり、お酒にしたり…。
でも、仕込んでおいた梅ジュースに、
カビが生えてしまうこともあるんです。
こんな時って、もうこの梅ジュースは飲めないんでしょうか…?
カビが生えてしまった時は、まずニオイをかいでみてください。
ツーンと鼻につくようなニオイではなく、
ブドウ酒のようにフルーティーな香りなのでしたら、
そのカビは梅の実から出た酵母菌による白カビなので、
まだジュースを復活させることは可能です。
でも、そのままにしておくのは良くないので、
救済措置として、ジュースを殺菌してしまいましょう。
梅を漬けてから10日経っていのでしたら梅を取り除き、
シロップの部分だけ鍋に移して加熱します。
70℃くらいの温度で5~10分ほどシロップを加熱すれば、
しっかりと殺菌できますよ。
あとは熱を冷ましてから冷蔵庫でシロップを保管しましょう。
取り除いた梅の実は、カビが付いていないものだけ、
ジャムなどにして食べると良いですよ。
もし漬け込んでから10日も経っていない場合は、
シロップを熱して殺菌した後、また元の容器に戻して、
梅の実も入れたままにしておきましょう。
ただし、カビが付いている実は取り除いておいてくださいね。
白カビが生えていても、
まだ梅ジュースって復活できるんですね!
ただし、赤カビや青カビなど、
白ではないカビが生えてしまっていたら、
もう復活することはできないので、
勿体ないですが捨ててしまいましょう。
梅ジュースにカビを生やさないコツ
カビが生えてしまわないように、
梅ジュースを作る際は、必ず容器をまず殺菌しておきましょう。
また、使う梅の実もキレイで傷んでいないものを選び、
洗った後はしっかり水気を拭き取ってくださいね。
そして、梅ジュースは冷暗所で仕込んでおくこと。
特に温度が高かったり、直射日光が当たっていると、
梅ジュースが発酵したり、傷んでしまいます。
作る環境も重視するのがポイントなんですね。
そして、漬け込んでいる容器は、
毎日揺すって、梅の実全部が漬け液に浸っているようにしましょう。
以上のことを守れば、
カビも生えずに美味しい梅ジュースが完成しますよ。
まとめ
仕込んでおいた梅ジュースに白カビが生えてしまったら、
梅の実を取り除き、シロップだけ鍋に移して熱しましょう。
加熱殺菌すればOKですよ。
ただし漬け込んでから10日経っていない場合は、
殺菌した梅シロップを再び同じ容器に戻して、
梅の実も入れておきましょう。
また、白カビではなく、赤や青のカビだった場合は、
もう復活することが出来ないので処分してください。
カビを発生させないためにも、
梅ジュースを仕込む容器の殺菌をして、
キレイな梅の実を選びましょう。
梅の実は洗ったら水分を拭き取り、
冷暗所でジュースを漬け込むこと。
そして梅の実がしっかりシロップに浸かっているか、
毎日チェックすれば、カビの発生を防げますよ!