赤唐辛子と青唐辛子はどちらが辛い?違いは?辛い部分ってどこ?

辛い物は好きですか?

最近はTV番組などで、
激辛料理を食べる企画などを、
見る機会がちょくちょくあります。

番組では極端ですが、
家庭料理では、ほどほどに使います。

その時、赤、青唐辛子、
どちらを使いますか?

意外と知らない、2種類の唐辛子の違いや、
辛味について紹介いたします。

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赤唐辛子と青唐辛子はどちらが辛い?違いは?

日本でメジャーな唐辛子、
鷹の爪ですが、真っ赤です。
しかし、栽培途中は青い色です。

その青い時期に収穫したのが、
青唐辛子なのです。

本来は同じものなのです、
しかし、最初から、
青いまま使われる品種もあります。

赤い時期に辛味が出るものと、
青い時期に辛味が出るものと、
2種類あるのです。

どちらが辛いか?
非常にびみょうなのです。

種類よりも、むしろ、
調理法が辛味の違いになります。

加熱したほうがよいのか?
そのまま食べるとよいのか?
調味料として使うとよいのか?

なので、赤唐辛子と青唐辛子の違いは、
辛味にあるのではなく、収穫の時期や、
調理方法などでかわります。

使い方によって、辛味がかわるのです。

たとえば、赤唐辛子は加熱すると、
辛くなる特徴を生かして、
調味料に使うことが多いです。

対して、青唐辛子は、
そのまま料理の素材として、
使われることが多いです。

さて、どちらが辛いか、
甲乙つけがたしです。

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唐辛子のからい部分はどこ?

よく言われるのが、
唐辛子の種の部分が一番辛い。

しかし、それは間違った答えです、
実は辛い部分は、
「胎座」と呼ばれる部分なのです。

実の中心部にある、
すじ状の細い部分にあたります。

唐辛子の辛味成分は、
カプサイシンと呼ばれるものです。

その、辛味成分の、
カプサイシンをつくっているのが、
「胎座」なのです。

カプサイシンを、
作っている部分なのですから、
辛いのが当然です。

しかし、なぜ、
今まで注目されなかったのでしょう。

鷹の爪は、一般的には乾燥させて、
利用するからです、

乾燥させるときに、
「胎座」が飛び散り、
全体を辛くするのです。

その飛び散った辛味が、
種に多く含まれて、
種は辛いという説が一般化したのです。

乾燥させないで、
そのまま食べてみると、
違いがわかります。

意外と、
果皮の部分は辛くないのです。

自分で乾燥させて使っている方は、
いちど食べてみてください。

生の唐辛子を調理する際は、
そのことを意識して使うと、
辛さを調節することができます。

生のままや、乾燥させたもの、
あるいは調理したもの。

いろいろ工夫して、
唐辛子を上手に利用しましょう。

まとめ

鷹の爪の正体がわかったときは、
ちょっとびっくりしました。

赤唐辛子も青唐辛子も、
同じ品種のものがあるのですね。

目からうろこです。

これからは、
調理方法や食べるタイミング、
考えながら唐辛子を利用します。

そして、私の好みにあう、
辛さを見つけてみたいです。

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