家の中でこげ茶色の小さい蛾を見かけることはありませんか?
あの蛾こそが、ノシメマダラメイガという虫で、
知らず知らずのうちに、大量発生していることが多いんですよ。
今回は、ノシメマダラメイガは一体どこからやってくるのか、
発生源を見つけたらどうやって駆除するのかをご紹介。
イヤ~な蛾を徹底的に駆除しましょう!
ノシメマダラメイガの大量発生!どこからやってくる?
やたらと家の中でノシメマダラメイガを見かけるな、
と思ったら、キッチンのどこかで大量発生している可能性が大!
というのも、ノシメマダラメイガは、
お米などの穀物や小麦粉などの粉類、お菓子、
砂糖などの調味料、ペットのエサなどを住処にするので、
主にキッチンが発生源になりやすいんです。
米びつを開けて生米をよーく見てみると、
小さな白っぽい幼虫がウヨウヨしていませんか?
それはノシメマダラメイガの幼虫なんです。
毎日食べるお米に、幼虫が湧いているなんて考えただけで、
悲鳴をあげてしまいそうなくらい気持ち悪いですよね!
わたしも虫が大嫌いなので、
肌がゾワゾワッとしてきます…。
しかもこの蛾、食品に発生するだけでなく、
その食品をどんどん食べてしまうという、
なんとも図々しいヤツ。
でも、ノシメマダラメイガを駆除する方法もあるし、
発生させない予防策もあるので、安心してくださいね!
ノシメマダラメイガの幼虫の期間と駆除の仕方
ノシメマダラメイガが幼虫なのは、
だいたい22日~45日ほど。
食品の袋を食い破って中に侵入にし、
そこで大量発生することがあるんですよね。
基本的に、冬の間は幼虫で過ごすことが多く、
さなぎになるとだいたい春頃に羽化して成虫になります。
もし、お菓子や調味料、
ペットのエサなどにノシメマダラメイガの幼虫が湧いていたら、
その食品は全て処分してしまい、床や食品を置いておいた棚、
引き出しなども丁寧に掃除しておきましょう。
やっぱりノシメマダラメイガが発生していたら、
もうその食品は捨ててしまった方が安心なんですね。
ただし、お米が発生源だった場合は、
捨てるなんてなかなか出来ませんよね。
そこで、お米にノシメマダラメイガの幼虫が発生していたら、
お米を天日干しにしてください。
庭先や玄関などに新聞紙やビニールシートなどを敷いて、
そこにお米を広げておきます。
すると、ノシメマダラメイガの幼虫が這い出てくるので、
潰して駆除すると良いですよ。
ただし、稀に小鳥がやってきて、
干しているお米を食べてしまうこともあるので、
なるべく見張っているようにしましょう。
幼虫が駆除できたら、あとは普通に研いで炊けば食べられます。
もしお米が残り少ないのでしたら、
いっぺんに研いで炊いてしまいましょう。
お米を水に浸けると、幼虫が浮いてくるため、
それをすくって流すなどしてしまえばOK!
あとはよくお米を研いでから炊けば問題ありませんよ。
ノシメマダラメイガを発生させないためには、
小麦粉やお菓子はもちろん、コーヒー豆、
インスタント食品、ドライフルーツなど、
乾燥食品はしっかり密閉した状態で保存しましょう。
ビニール袋一枚だと食い破られてしまうので、
袋を二重にしたり、タッパーなど密閉容器に入れるのが安心。
もしくは、冷蔵庫に入れて保管するといいですよ!
ノシメマダラメイガは寒い場所が苦手だし、
冷蔵庫の中にまで入っていくことはできないので、
発生を未然に防げます。
そしてお米は、専用の防虫剤を入れておけば安心。
我が家でもお米用防虫剤を使っていますが、そのおかげか、
今までノシメマダラメイガを発生させたことはありませんよ!
まとめ
ノシメマダラメイガはお米や小麦粉、コーヒー豆、
ドライフルーツ、インスタント食品などに発生する害虫です。
もしも幼虫が食品や調味料に湧いていたら、
それはすべて破棄してしまいましょう。
食品を置いてあった場所もしっかり清掃すれば大丈夫ですよ。
そして、お米に幼虫が発生していた時は、
庭や玄関先でお米を天日干しにすると駆除できますよ。
ノシメマダラメイガの発生を予防するには、
食品を密閉するか冷蔵庫で保管すること。
お米なら専用の防虫剤を入れておくと安心です!