暗闇のなか、おとぎ話のような幻想的な雰囲気で執り行われる、
飛騨古川きつね火まつり。
もともと商工会のイベントとして、行われていましたが、
御蔵稲荷神社で行われていた例祭と組み合わされ、
現在の「飛騨古川きつね火まつり」となりました。
どうぞ、ご家族で参加してみてはいかがですか?
見どころや、会場までの交通アクセスを紹介します。
飛騨古川きつね火まつり2018年の開催時間や見どころ
まつりの開催日は毎年9月の第4土曜日となっています、
今年、2018年の開催日は9月22日です。
一時はまつりの存続が危ぶまれるときもありましたが、
市民の力で盛り返して、少しずつではありますが、
徐々に活気を取り戻しつつあります。
行列は18:30頃はじまります。
漆黒の闇の中を、松明かりの火がゆらめき、
きつねの嫁入り行列が静かにおごそかに進んでいく。
行列は、古川の街を通り、祭り広場へと進み、
そこで、結婚の儀が行われます。
この行列を見た者は、
農家の方は五穀豊穣を願って、
家族を守る者は家内安全を祈り、
商売繁盛を願う商売人も、
さまざまな願いが叶えられると言われています。
祭りの主役となる花嫁、花婿は、
全国に募集をして、決めています。
行列に参加するのは、ほとんど地元の人間ですが、
中には地元民以外から参加する方もいます。
参加できるのは先着順で、40名となります。
たとえ行列に参加しなくても、
きつねメイクをしてくれるサービスがありますので、
祭り当日は、皆きつねです。
行列の後は祭りひろばで婚礼の儀が行われます。
幻想的雰囲気を醸し出し、
花嫁も参加する、「夢の舞」。
長さ5m重さ80㎏もある大蛇を操る、
迫力満点な、「蛇闘楽」。
見どころ満載のお祭りです。
昨年のスケジュールになりますが、
参考までにご紹介いたします。
イベント開催時間
・11:00 ~ 18:00
あきんど村やキツネの嫁入りセレモニー等
・18:30 ~ 20:00
嫁入り行列、
・20:00~
婚礼の儀、蛇闘楽
きつねのお面をかぶったり、
きつねメイクをしてもらったり、
一体感があって、
みんなで参加する気分を味わうことができます。
飛騨古川きつね火まつりの駐車場と交通規制情報
車でいらっしゃる方には、無料駐車場があります。
東海北陸道飛騨清見ICから、
卯の花街道を経由して約30分。
駐車場は、
市役所前駐車場と飛騨古川駅裏が無料で使えます、
収容台数は両方で344台です。
飛騨古川駅周辺にはあまり駐車場が無いので、
公共交通機関(列車)の利用をおススメします。
しかし、最後まで参加すると、
最終列車に間に合わないかもしれないので、
1泊してみては?
列車を使う場合は、
飛騨古川駅で下車してすぐです。
一応、交通規制が入りますが、
駐車場と離れていますので、
心配はありません。
まとめ
嫁入りがテーマです、おごそかですが、
明るく楽しいお祭りでもあります。
みんなでメイクして、
不思議な一体感がありますので、
イベント好きな方には強くおススメします。
幻想的な雰囲気で、忙しい日々を忘れ、
飛騨古川きつね火まつりを、楽しんでください。