妊娠すると妊婦さんの体に変化が現れます。
つわりと一言で言っても症状はさまざまです。
吐き気や胃のむかつきなどの他に多くの妊婦さんが
悩まされているのが”むくみ”です。
靴がきつく感じたり、足がだるくなったりするので
気になりますよね。
今回あは妊娠初期の足のむくみについてご紹介します。
足のむくみが妊娠初期に表れたら?
妊娠初期のむくみは、基本的に妊娠後期のむくみと同じです。
妊娠すると血液量が増えるので、それが原因となって起こります。
血液のほとんどは水分でできているため、その水分が
皮下脂肪に溜まることでむくみになります。
血液の水分量は約3割も増加すると言われています。
また、妊娠するとエストロゲンをいうホルモンが分泌されます。
エストロゲンは体内の血液を外に出す働きがある為、
更にむくみやすくなってしまうのです。
足のむくみは冷えが原因?
むくみは”冷え”が関係しているとよく言われていますね。
原因としてはそれも関係していますが、それだけではありません。
前述した血液量の増加とホルモンの影響や塩分のとりすぎ、
運動不足、衣類による締め付けなども関係しています。
冷えに関しては、足湯で足を温めるのがおすすめです!
ご自宅でも洗面器などにお湯を張って足を入れるだけでも違うので、
ぜひやってみてくださいね。
また、お湯を用意するのがめんどくさいという方は
湯たんぽもいいですよ。
足を中に入れるタイプのものなども販売されているので、
探してみましょう。
妊娠中の足のむくみ対策
妊娠中に健康的な生活を送るためにも運動をしましょう!
運動と言ってもウォーキングや水中歩行などの
全身運動が効果的です。
あまり早く歩く必要はありません。
体調に合わせて楽しく運動してくださいね。
運動をするなら、食生活も改善してみましょう。
つわりが始まると食の好みも変わるので、急に脂っこいもの、
しょっぱいものなどが食べたくなることもあります。
しかし、塩分はむくみの原因になるので、過剰に食べないように
してくださいね。
また、お仕事をされている方は同じ姿勢を長く続けないように
気を付けましょう。
デスクワークで座ったまま、もしくは立ったままなどのときは
足に水分がたまりやすく、むくみの原因になります。
家だけでなく、お出かけの時も締め付けるような服は避け、
マタニティ用のゆったりした服を着用しましょう。
締め付けが強い服はお腹などが圧迫されて気分が
悪くなってしまうこともあるので要注意。
また、ヒールのないペタンコの靴やスニーカーなど
歩きやすい靴を履いてくださいね。
他には、夜寝る前にむくみ取りの靴下を履くのもオススメです。
妊娠中は体温が上がり暑がりになるため、むくみ取りの
靴下も嫌になってしまうことがあります。
嫌なら嫌で無理して履かず、自分に合ったむくみ対策を探してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
むくみと言ってもさまざまなことが原因で起こるので、
すべてを取り除くことは難しいです。
足がむくむと立っているのも辛くなるほどだるくなったり
するので、青竹踏みやフットマッサージャーなどでケアすると
楽になりますよ。
むくみのせいで歩きづらくなり、転んでしまうことも
あるので早く解消したいですね。
むくみ予防のためにも、妊娠中は適度な運動とバランスのよい
食生活を心がけて過ごしましょう。