新盆の際に提灯代と香典は両方必要?相場は?お供えは物でもいい?

新盆ってご存知ですか?

人が無くなってから初めて迎えるお盆のことを
新盆(にいぼん・あらぼん・しんぼん)と言います。

初盆(はつぼん)とも呼ばれますよ。

今年が新盆の方は、お供えの他に提灯などの購入もあるので
早めに準備しておきましょう。

しかし、新盆となるとわからないことも多いです。

提灯は誰が買うの?
香典はどのくらい包むの?
お供えは?

今回は新盆についてご紹介します。

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新盆の際に提灯代と香典は両方必要?

新盆 香典

お盆の時期はお供え物を持っていくことが多いですが、
新盆のときは香典を包みます。

しかし、提灯を贈っているときは、香典を出す必要はありません。

新盆の提灯は白提灯と言って、白木と白の火袋で作られた
提灯を準備します。

「清純無垢の白で無くなられた方ををお迎えする」
という意味からきています。

白提灯は新盆しか使わないので、お盆が終わったら燃やします。


自宅では燃やすことができないので、菩提寺に納めたり、
白の紙や新聞紙などに包んで処分します。

すぐに処分してしまうのはもったいないですよね。

最近では白提灯ではなく、毎年飾れる盆提灯を
購入される方も増えています。


白提灯は親戚が買うことが多いですが、
これといった決まりはありません。

地域の風習やご家庭によってさまざまなので、
確認しておくといいかもしれませんね。


新盆の香典の相場は?

亡くなった方との関係によって違います。

親戚ではなく、故人と親しかった友人などの場合は、
3000円、5000円、10000円が相場となっています。

お供えを持参される方は金額を減らしてもOK。

法要をする場合もしない場合も香典を包むのが一般的です。

香典の表書きは、宗派に関係なく使えるのは「御供物料」、
仏式は「御仏前」、新式は「御玉串料」や「御神前」です。

親戚の場合は10000円~20000円が相場です。

香典の表書きは「御提灯料」でも◎。

新盆でのお供えは物でもいい?

地域によってはお供えは物だけというところもあります。

地域の方や親戚に確認してから準備してくださいね。

仏式のお供えは贈答用のお線香やろうそく、果物、
日持ちするお菓子などです。


ジュースの詰め合わせやお茶漬けセットなどさまざまな
お供え物があるので、故人が好きだったものをお供えするといいですね。

しかし、食品などは賞味期限があり、かぶってしまうと
食べきるのも大変です。

できれば、食品以外のものか、日持ちするものにしましょう。


神式は清酒、乾物、果物、日持ちするお菓子などです。

果物は詰め合わせ以外にもスイカを1玉贈る方もいますよ。

まとめ

いかがでしたか?

お盆は宗派も絡むので、マナーには気を付けたいですね。

新盆は亡くなってから初めてのお盆なので、
特に丁寧に供養します。

新盆を迎える親戚やお知り合いの家に行ったときは、
思い出を語らい故人を偲びましょう。

お盆の時期は地域によって7月か8月のどちらかになるので、
間違わないように気を付けてくださいね。

地域や家庭、宗派によってもお盆の過ごし方はさまざまです。

事前に喪主や親戚に確認しておくとトラブルもなく
スムーズに新盆を迎えることができます。

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