来月6月には石川県金沢市で”金沢百万石まつり”が開催されます。
金沢百万石まつりは、加賀藩の礎を築いた前田利家の
偉業を讃えはじまったものです。
前田利家が金沢城に入城したのが1583年6月14日
だったことから、毎年6月上旬に行われるようになりました。
今年は北陸新幹線が開通したことにより、
例年より多くの人出が予想されます。
今回はその金沢百万石まつりの交通規制や渋滞、
駐車場についてご紹介します。
金沢市百万石まつりの交通規制の日程
百万石まつりは2018年は6月1日〜3日までの3日間で行われます。
百万石行列が行われるのは6日ですが、百万石行列の時だけに
交通規制が行われるのではないので気を付けてください。
会場周辺の交通規制についてはこちら
6月1日(金)18:00~21:00
(子ども提灯太鼓行列のため)
広坂交差点方面車両通行止(路線バス除く)
香林坊交差点方面車両通行止
・同日 19:00~21:00
(加賀友禅燈ろう流しのため)
浅野川大橋方面車両通行止
天神橋方面車両通行止
翌日の6月2日(土)の百万石行列は
金沢駅東広場前で14時から出発式が行われます。
そして、14時20分から17時30分にかけ金沢駅東広場前から
金沢城公園まで行列が行われます。
金沢城公園では16時から18時まで入城祝祭が行われ、
その後、百万石薪能が19時から21時まで行われます。
国道157号線 南町から片町間、香林坊からしいのき迎賓館間は
行列が過ぎた後、18時から20時まで百万石踊り流しが行われます。
このため、百万石行列が通るルートは13時30分ごろから
(場所によっては14時から)だいたい18時まで通行止めとなりますが、
南町から片町間、香林坊からしいのき迎賓館間は百万石行列が終わった後も
百万石踊り流しのために交通規制のため通行止めとなります。
尚、百万石行列が行われる際には、金沢城公園の出入り口も
入場できない場所があります。
金沢城公園には石川門、大手門、いもり坂口から入場することができます。
黒門からの入場はできません。
行列通過中の15:30から、行列通過後までは石川門からの
入退場ができないので注意してくださいね。
百万石まつりの渋滞はどのくらい?
会場周辺は交通規制の影響で渋滞が予想されます。
毎年約45万人もの人が来場するため周辺は
大変混雑しています。
そして、2015年の3月14日に北陸新幹線が開通した
こともあり、例年より多くの人が来場すると見込まれています。
交通規制があるためバス等は遠回りして運行、
タクシーを利用する方も多いなどの理由で、
毎年かなり渋滞します。
お車で移動を考えている方は時間をずらすか、
遠くの駐車場に停めることをおすすめします。
百万石まつりに行くための駐車場でおすすめは?
金沢駅から徒歩3分の場所にある、金沢西口時計駐車場が
おすすめです。
1500台もの車を収容することができる、大きな駐車場です。
駐車料金は入庫から30分ごとに100円、
12時間でも最大1000円です。
他には石川県石引駐車場もあります。
会場に行きやすい場所ではありますが、混雑しやすいところでもあるので、
余裕を持って駐車することをおすすめします。
後、市営武蔵地下駐車場の利用なら、地下1階にある武蔵地下駐車場
管理事務所で城下まち金沢周遊1日フリー乗車券を購入すると、
駐車料金が割引になり、1日最大800円になります。
この城下まち金沢周遊1日フリー乗車券は金沢21世紀美術館や鈴木大拙館など
20を超える美術館や博物館などに提示するだけで割引料金で入ることができます。
注意点としては、百万石行列の間は交通規制がかかってますので、
13時から17時の間は入出庫ができませんのでお気を付けください。
他にも会場周辺にはさまざまな駐車場があるので、
交通規制の時間に気をつけて探してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
「加賀百万石」とよく言われますが、その意味はご存じですか?
加賀百万石とは、加賀でとれるお米の量が
百万石あるという意味なんですよ。
百万石とは100万人の兵が1年で食べる
米の量を表しています。
それだけ加賀は領地や兵力、そして財力があった
ということですね。
それを築き上げた前田利家はさぞ素晴らしい采配を
していたということでしょう。
その前田利家を讃えるまつりとしてできたのが、
金沢百万石まつり。
今年はみなさんも金沢の歴史に触れ、
百万石まつりに参加してみてはいかがでしょうか?