あんなに小さかった子供も大人になり、ついに結婚。
結婚は父親にとってさみしいような、ホッとしたような…
複雑ですが喜ばしいことですよね。
結婚式を挙げるのはいいものの、心配なのは父親として
しなければいけない挨拶や親族紹介。
特に親族紹介はで初めて顔を合わせる方もいるのでとても重要です。
新郎(新婦)の父として恥ずかしい思いはしたくないはず。
紹介する順番はあるのか?
父親がいない場合は母親?
それとも兄?
親族紹介はこれから始まる家と家の繋がりの第一歩。
スマートに紹介ができるよう、親族紹介の基本マナーをご紹介します。
結婚式の親族紹介の進行の仕方
媒酌人がいる場合は媒酌人が挨拶したのち、新郎側から始めます。
まずはじめに
「○○家(新婦側)のみなさま。△△家(新郎側)親族をご紹介させていただきます。」
と言ったのち、自分(新郎の父)の紹介から行います。
欠席者がいる場合は例えば、
「新郎の姉□□は、出産の為出席することができませんでした」
と紹介だけはしておきましょう。
また、家々の考え方にもよりますが、自己紹介形式の親族紹介もあります。
個人で自己紹介をしていく、または姉一家で挨拶など
家族単位で挨拶することもあります。
最近では新郎新婦が主導で親族紹介を行うのがほとんどです。
そのため、媒酌人をつけることが少なくなりましたが、しきたりや家柄、
人間関係などで媒酌人をつけている場合もあるので、新郎新婦に確認しましょう。
また式場のスタッフが仕切ってくれる場合もあるりますが、
どちらにしても確認が必要です。
結婚式の親族紹介の順番について
親族紹介は昔ながらのしきたりから、新郎側から紹介し、
新郎の父から、母、兄弟と新郎から血縁の濃い順番に紹介していきます。
兄弟が終わってからは、父方親族、そして母方親族となります。
新郎側の紹介が終わってから、新婦側にうつります。
新郎側と同様に新婦の父、母と紹介していきます。
紹介される順番にあらかじめ並んでおくのがいいでしょう。
親族紹介の前は新郎側、新婦側の親族は別々の部屋にいるので、
そのときに並び順を説明しておくとスマートですね。
親族紹介の順番は年功序列と考えている方もいらっしゃいますが、間違いです。
マナー違反になりますので注意してくださいね。
また紹介する際は
「新郎の叔父○○さんです。」
などと敬称を付けてはいけません。
親族が多いと苗字が変わっていたり、緊張で忘れてしまったりする場合も
あるのでメモしておくといいですね!
忘れてしまったら見ながらでも大丈夫です。
結婚式の親族紹介でのあいさつ
親族紹介が終わったとのあいさつで頭をかかえる方も多いはず。
気の利いたことを言わなくてはいけないのか?
なんて思いがちですが、紹介が終わってからは、
「以上で○○家親族の紹介を終わります。幾久しくよろいくお願いいたします。」
で親族一同で礼。でOKです。
親族紹介が終わってからは
「ふつつかな娘ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」、
「ふつつかな娘ではございますが、どうぞ末長くご指導くださいますようお願いいたします。」
などと挨拶するのが一般的です。
”これからよろしくお願いします”
の気持ちで挨拶できればいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
新郎新婦はもちろんのこと、両家のご両親も大切な役割があります。
大切な日にしっかりと父として、母としての役割を果たしたいですね!
結婚式は家と家の繋がりなので、親族紹介から末永くいい関係を築いていけるよう
親族紹介を行いましょう。
コメント
6月6日に長野の軽井沢で、娘の結婚式があります。親族紹介どう
言えばいいのか悩んでいましたが、大変勉強になりました。気持ちが伝わればいいんだなあとおもいましたありがとうございました!
>山下登志男さん
コメントありがとうございます。
お役に立てたこと、嬉しく思います。
まずは、娘さんのご結婚、おめでとうございます!
親族紹介は本当に悩めますよね。
ついつい結婚式の親族紹介はお相手の方のご親族に恥ずかしくないよう・・・!
と格式や形式にばかり目が行ってしまいますよね。
気持ちを大切に素敵な親族紹介となりますように。
そして、娘さんがお婿さんと一緒にずっと幸せな人生を歩まれますように。
近々、娘の結婚式があるので参考として活用します。
>金子篤さん
コメントありがとうございます。
娘さんのご結婚、おめでとうございます。
お役に立てたこと、嬉しく思います。
父親がいませんので母親の私が息子の親族紹介の進行をしますので不安いっぱいですが、とても参考になり心強く、挙式当日は頑張れそうです。有難うございました。