雛人形の供養はいつ?嫁入り前にしてもいい?費用はいくら?

雛人形 2
雛人形には子どもが幸せに、健やかに成長しますように・・・。という想いがこもっていて、

そして、持ち主の厄を引き受けてくれる役割があります。

でも、持ち主が親元を離れて暮らし始めて何年も経つと、
親元で飾られるわけでもなく、自分の住んでいるアパートで飾るには手狭で、
飾ってあげられないのなら、場所取りなんだから処分しようかな、と思いますよね。

一般的に雛人形は処分するには供養するものですが、
いつのタイミングで供養するのがいいか、結婚とつながりがあるように言われているのに、
嫁入り前に供養していいか?と言った、雛人形の供養についてお伝えします。

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 ☆ 雛人形の供養はいつ?お別れのタイミングについて

雛人形の供養のタイミングは諸説あります。

1、嫁入りしたタイミングで供養する。
2、結婚して娘が生まれなかったら供養する。
3、成人したら供養する。
4、雛人形は代々受け継ぐので供養はしない。

などなど・・・。

でも実際、邪魔だな・・・と思っていても、自分が生まれた時の
両親や祖父母の気持ちのこもったプレゼントだと捨てにくいもの。

しかも、タンスの肥やしになってる雛人形って可哀想ですよね。

もし、実家に収納のスペースや飾るスペースがあるのでしたら、
実家に住んでいなくても、嫁いでいても嫁いでいなくても飾ってもらってください。

でも、やっぱり押し入れやタンスの奥に置きっぱなしで、
それすらも邪魔だったら・・・?

その時はもう、雛人形の供養をきちんとして旅立って頂く方が
お互い幸せではないでしょうか?

ちなみに、飾っておけるのでしたら、結婚した後もずっと雛人形を飾ってOK!

昔なら、姑や母親、子ども、孫の雛人形を並べて飾っていたところもあります。
今時の住宅事情では、そんなにたくさんの雛人形を飾るスペースの確保が難しいですが、
想像するだに素敵ですよね。

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 ☆ 雛人形は嫁入り前に供養してもいいの?

雛人形は本来、生まれてきた子どもの健やかな成長を祈るお守り的な存在です。
ですから、成人したら処分しても問題はない、と言う地域もあります。

雛人形の供養については地域や宗教などで考えが違っています。

もし、飾れなくて、邪魔だな、どうしようかな?と心の中で思っているのでしたら、
嫁入り前、嫁入り後に関わらず、”これまでありがとうございました。”と雛人形にきちんと感謝して
雛人形の行き場を作ってあげることも大切なこと。

そう、雛人形を供養をするか、しないかは最終的には持ち主の気持ちなんですね。

 ☆ 雛人形の供養にかかる費用は?

雛人形の供養をするとなると、気になるのはどのくらい費用がかかるかですよね。

雛人形の大きさや人形供養を行っているお寺や神社によってかかる費用は変わってきますが、
一般的に3千円から1万円ほどかかります。

例えば、明治神宮では毎年10月中旬に人形感謝祭があり、1回初穂料3千円でセットで供養してくださいます。

もし、近くに雛人形の供養をしているお寺や神社がなくても、郵送でも雛人形の供養を受け付けているお寺もありますが、
人形供養を行っている時期など問い合わせをしましょう。

あと、日本人形協会では自宅まで供養する雛人形を受け取りに来てくれるサービスがあります。
送料・供養料などかかりますが、1年じゅう受け付けているので地方などに住んでいて、
どこに持って行ったらいいのかわからない人には有難いですね。

 ☆ まとめ

雛人形の供養をお願いするときに雛人形は供養してもらえるとして、
気になるのがガラスケースや道具ですね。

ガラスケースは別途料金で引き受けて下さるところもありますが、
多くの場合は雛人形のガラスケースや道具は供養せずに自宅で処分します。

自宅で処分するのにゴミに出すときには、袋に入れて”ありがとうございました。”と感謝をしながら
塩でお清めをしてから出してくださいね。

でも、お寺や神社によっては雛人形が寂しがられるのでお道具まで一緒に供養してくださるところもあります。

雛人形を供養してもらうのに持っていく前に、一度問い合わせをして確認しておきましょうね。

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